WRC 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデンが初日を迎え、トヨタのオット・タナックがトップ、ヤリ-マティ・ラトバラが2番手に続き、トヨタが1-2体制でラリーをスタートした。ラリー・スウェーデンは、全13戦で唯一の「フルスノーラリー」。森林地帯を中心とするコースはグラベル(未舗装路)の上に雪が降り積もり、全SS(スペシャルステージ)が雪道で行なわれる。そのため、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊な雪道専用タイヤを装着してSSを走行する。
SSの平均速度はWRC全戦の中で毎年トップ3に入るほどハイスピードなラリーであり、高度なエアロダイナミクス、高速安定性に優れたサスペンション、高いエンジンパフォーマンスがクルマに求められる。ラリーは2月15日(木)夜、スウェーデンのカールスタード近郊の競馬場が舞台となるスーパーSSで競技がスタート。オット・タナック(トヨタ)が1分32秒7でトップに立つと、2番手にも0.3秒差でヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタが好スタートを切った。エサペッカ・ラッピも8番手につけている。16日(金)は隣国ノルウェーでもSSが行なわれる。2018 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデン 初日順位ドライバーマシンタイム 1オット・タナックトヨタ・ヤリスWRC1:32.72ヤリ-マティ・ラトバラトヨタ・ヤリスWRC+0.3 3マッズ・オストベルグシトロエンC3 WRC+0.6 4クリス・ミークシトロエンC3 WRC+0.9 5アンドレアス・ミケルセンヒュンダイi20クーペWRC+0.9 6ティエリー・ヌービルヒュンダイi20クーペWRC+1.07ヘイデン・パッドンヒュンダイi20クーペWRC+2.1 8エサペッカ・ラッピトヨタ・ヤリスWRC+2.2 9セバスチャン・オジェフォード・フィエスタWRC+2.5 10クレイグ・ブリーンシトロエンC3 WRC+2.9
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