2017年 WRC 開幕戦 ラリー・モンテカルロが最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が総合優勝、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ)が2位表彰台を獲得した。ラリー最終日となる明日の競技4日目デイ4は、モナコの北側に広がるフランス山中が舞台となる。SSは4本用意され、2本のステージを各2回走行。有名な「チュリニ峠」もコースに含まれる。
最終ステージのSS17は、上位タイムを刻んだ選手に対しボーナスのドライバーズポイントが与えられるパワーステージに指定されている。だが、SS16は、不適切な場所にあまりに多くの観客がいたためキャンセルとなった。最終日はセバスチャン・オジェ、オット・タナクのMスポーツ勢が1-2体制でスタート。だが、SS15でオット・タナクのエンジンにトラブルが発生して3位に後退。トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが2位に順位を上げた。優勝は、撤退したフォルクスワーゲンからMスポーツに移籍した4度のWRCチャンピノであるセバスチャン・オジェ。フォード フィエスタWRCでの初戦で見事に優勝を飾った。チームメイトのオット・タナクも3位表彰台を獲得し、Mスポーツが最高のスタートを切った。セバスチャン・オジェは「正直、最初のラリーで勝てるとは思ってなかった」とコメント。「モンテカルロでの勝利を願っていたけど、準備が少ししかできなかったので、達成できるとは考えていなかった。信じられない気分だ。まだやるべきことはあるけど、少なくとも大きなポイントを獲得してスタートできたことには満足している」そして、2位にはトヨタのヤリ-マティ・ラトバラが入賞。18年ぶりにWRCに復帰したトヨタの復帰戦で2位表彰台を挙げた。チームメイトのユホ・ハンニネンは16位で完走した。ヤリ-マティ・ラトバラは「トヨタのWRC復帰戦を2位という想像もしていなかったような結果で終える事ができて、本当に嬉しく思う」とコメント。「ラリー・モンテカルロでの過去のベストリザルトは2位だけど、新しいチーム、新しいマシンで再び2位に入れたことを誇りに思う。この素晴らしい結果は、チームのサポートと、ファンの皆さんの応援によって実現した」2017 WRC 開幕戦 ラリーモンテカルロ 結果順位ドライバーチームタイム1セバスチャン・オジェM-SPORT WORLD RALLY TEAMM4:00:03.62ヤリ‐マティ・ラトバラTOYOTA GAZOO RACING WRCM+2:15.03オット・タナクM-SPORT WORLD RALLY TEAMM+2:57.84ダニ・ソルドHYUNDAI MOTORSPORTM+3:35.85クレイグ・ブリーンCITROEN TOTAL ABU DHABI WRT +3:47.86エルフィン・エバンスM-SPORT WORLD RALLY TEAMM+6:45.07アンドレス・ミケルセンSKODA MOTORSPORTWRC2+9:32.78ヤン・コペッキーSKODA MOTORSPORTWRC2+12:58.19ステファン・ルフェーブルCITROEN TOTAL ABU DHABI WRTM+14:43.810ブライアン・バフィーGEMINI CLINIC RALLY TEAMWRC2+16:09.416ユホ・ハンニネンTOYOTA GAZOO RACING WRCM+32:16.8
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