2015年 WRC開幕戦ラリー・モンテカルロは、セバスチャン・オジェが優勝。フォルクスワーゲンが表彰台を独占した。9度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ローブ(シトロエン)が復帰したラリー・モンテカルロ。だが、セバスチャン・ローブが金曜日にウォールにヒットして以降、セバスチャン・オジェの独擅場となった。
土曜日のスタートでは、セバスチャン・オジェは1分45秒のリードを築く。その後、ヤリ・マティ・ラトバラに1分以内に迫られたが、最終的には58秒差をつけてセバスチャン・オジェが優勝した。3位にもアンドレアス・ミケルセンが続き、フォルクスワーゲンが表彰台を独占した。復帰戦となったセバスチャン・ローブは8位でフィニッシュ。また、自身のチーム「RKワールドラリーチーム」から参戦したロバート・クビサは、SS14後にブレーキトラブルで壁に突っ込み、マシン右側が破損してリタイアした。