FIAは、2019年のWRC(世界ラリー選手権)のカレンダーを発表。ラリージャパンの復活は見送られた。10月12日(金)、パリでFIA 世界モータースポーツ評議会が開催され、事前に報じられていた通り、ツール・ド・コルスが残り、ラリージャパンが含まれない14ラウンドのカレンダーが発表された。日本とケニアは、2020年のWRCカレンダー入りを目指して、2018年にキャンディデートイベントが予定されている。
2019年は新たにチリがカレンダーに追加。チリは、1973年にWRCが始まって以来、32カ国目の開催国となった。WRCプロモーターのマネージングディレクターを務めるオリビエ・シースラは「我々は、ヨーロッパ外により多くのイベントを組み込みことで、チャンピオンシップをさらにグローバル化する戦略を追求している」とコメント。「トルコの復帰が成功を収めたことで、WRCはアジア大陸に規模を広めることができた。チリも同様に、2019年にカレンダーに加えるにふさわしいイベントであったことを証明できる」「現在、世界中の国々からWRCへの参加が急増している。これは人気が高まっていることを明確に示している。我々は、今後数カ月にわたってこのシリーズを果てんされ、重要な新たなマーケットを開拓したいと考えている」2019年のWRCカレンダーは、例年通り1月のラリーモンテカルロで開幕し、11月のラリーオーストラリアで最終戦を迎える。2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)カレンダー第1戦 モンテカルロ 1月24~27日第2戦 スウェーデン 2月14~17日第3戦 メキシコ 3月7~10日第4戦 フランス 3月28~31日第5戦 アルゼンチン 4月25~28日第6戦 チリ 5月9~12日第7戦 ポルトガル 5月30日~6月2日第8戦 イタリア 6月13~16日第9戦 フィンランド 8月1~4日第10戦 ドイツ* 8月22~25日第11戦 トルコ 9月12~15日第12戦 英国* 10月3~6日第13戦 スペイン* 10月24~27日第14戦 オーストラリア* 11月14~17日*は日程確定待ち
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