ウィリアムズは、2017年F1マシンを40周年を記念して『FW40』と命名することを発表。初めてシャシーナンバーをスキップする。フランク・ウィリアムズとパトリック・ヘッドによって設立された「ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング」は、1977年のスペインGPでマーチ761のカスタマーシャシーでグランプリデビューを果たした。
1978年には初めて独自にデザインしたマシンで『FW06』という名称を使用。それ以降、いくつか主要アップデートによる文字バリエーションはあったものの、マシンには連番が振られ、今年のFW38まで至っている。その間、ウィリアムズは9回のコンストラクターズ選手権と7回のドライバーズ選手権を制覇。2017年はその40周年を祝うためにFW39という名称をスキップし、『FW40』という名称がつけられる。「40年前、フランクとパトリックは、F1史上で最もアイコニックとなるチーム、ウィリアムズを作りました」とチーム代表代理のクレア・ウィリアムズはコメント。「我々は、長く傑出した歴史の間に成し遂げたものを非常に誇りに思います」「我々は最高の幸福感を経験しました。コンストラクターズとして9回スポーツの頂点にたどり着き、アラン・ジョーンズ、ケケ・ロズベルグ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、デイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴという7名のワールドチャンピンを輩出しました」「我々はまた最低も経験しています。スポーツが引き起こし得る心痛であり、苦悩の抜け出す勝利です」「過去40年、F1では非常に多くの変化がありましたが、1つのことは同じままです。我々のモータースポーツへの情熱です」「我々は、この旅路を可能にした全員、我々のファン、パートナー、メディア、そして過去40年で作りあえた多くの友人とともに、我々の情熱、業績、遺産を祝いたいです」「レースは、1977年以降、我々の血であり、我々のDNAです」「我々はそれを誇りに思っています。そして、それは決して変わりません」