ウィリアムズのチーム代表ジェームス・ボウルズは、チームの2026年F1新車FW48が必須のクラッシュテストに失敗したとの見方について言及し、同マシンがいつサーキットに姿を現すのかを明かした。グローブを拠点とするウィリアムズは、2025年シーズンの大幅な進歩に加え、新レギュレーションを前に最有力のひとつと評されるメルセデス製パワーユニットを継続使用していることから、2026年のダークホース候補として見られていた。
しかし今週、非公開で行われているバルセロナテストから撤退することが発表されると、複数の噂が一気に広がった。その多くは、3回のクラッシュテストに失敗したという説や、シャシー重量が目標を大きく超過し、20〜30kg重いとされている点に集中していた。メディア対応の場でボウルズは、FW48が来月のバーレーンテストで初走行することを認めるとともに、重量問題については実際に走らせて初めて正確に把握できるものだと示唆した。「重量について理解できるのは、バーレーンに行ってからだ」とボウルズは述べた。「誰ひとりとして、現時点でそれを正確に把握できる人はいない。適切な形でセンサーを付けず、マシンを完全な状態に組み上げなければならないが、今はそれが存在していないからだ」「もし重量目標を超えていることが分かれば、その時点から徹底的に削減するプログラムを進める」「だが現時点では、メディアで囁かれていることは、あくまで噂話に過ぎない」「分かった段階で、私は皆に説明する。その時は今日ではない」ボウルズはまた、クラッシュテストの問題について明確な反論は避けつつも、初期段階のテストで失敗があったことを示唆し、その厳格さに言及した。「クラッシュテストは、我々が限られた時間の中で達成できる範囲を、完全に限界まで押し広げている要素のひとつだ」とボウルズは説明した。開発やその後のテストには多大なコストが伴うが、ボウルズは、バルセロナテストに参加すること自体は可能だったとしつつも、最終的に見送った判断の背景を明かした。FW48をサクヒールへ空輸する前に、独自のシェイクダウンを行う道を選んだという。「やろうと思えばできたが、そうするとバーレーン、メルボルン、さらにその先に向けたスペア、コンポーネント、アップデートへの影響をすべてひっくり返すことになっていた」とボウルズは語った。「寒く湿ったバルセロナで走ること、VTTテストを行うこと、そしてスペアの状況を比較評価した結果、率直に言ってシェイクダウンテストで走ることに得られるポイントはゼロだった」「だからこそ、その決断を下した。そして、正しい判断だったと今でも思っている。重要なのは、バーレーンにきちんと準備して臨み、さらにメルボルンでも万全の体制を整えることだ」
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