ウィリアムズ・レーシングは、2024年のF1世界選手権を戦う新型フォーミュラ1カー『FW46』をニューヨークにあるプーマの旗艦店でお披露目する。ウィリアムズは、ステークF1チーム(旧アルファロメオ)とともに2月5日に2024年F1マシンを発表。両チームはF1グリッドに並ぶ10チームの中で最初に一連の発表会を開始することになる。
ステークF1チームのイベントがどこで行われるかはまだ不明だが、ウィリアムズは新車を披露するために海を渡り、アメリカに向かうことを決めた。ウィリアムズ FW46は、アメリカで最も象徴的な都市ニューヨーク、マンハッタンのミッドタウン、5番街609番地にあるプーマNYCフラッグシップストアで公開される。ウィリアムズの選択は無作為のものではない。ジェームス・ボウルズが率いるチームはアメリカのファンド、ドリルトン・キャピタルがオーナーであり、2人のドライバーのうちの1人、ローガン・サージャントはフロリダ州フォード・ローダーデール生まれである。サージャントは現在F1に参戦している唯一のアメリカ出身ドライバーでもあり、アメリカに対するファンの関心が急上昇している今、ウィリアムズがその熱狂を利用したいと考えるのは当然のことだだろう。また、ウィリアムズは、2024年からプーマとグローバル・パートナーシップを締結。このコラボレーションにより、プーマはウィリアムズ・レーシングのオフィシャルパートナーとして、オフィシャルチームキットとドライバー用レースウェアを提供し、レプリカのアパレルとアクセサリーを製造・販売することになる。プーマは、ウィリアムズのシングルシーターを使用してそのショップの知名度を上げ、少なくとも2023年に先代が示した良い点を裏付けるマシンに素晴らしい背景を提供する。2024年F1マシンをアメリカで発表するのはウィリアムズだけではなさそうだ。まもなくチームの新名称と新車のお披露目日を発表するアルファタウリの新たな方向性は、そのポテンシャルを引き出すために北米でのマーケティングに重点を置く。レーシング・ブルズが新チーム名候補として挙げられているチームは、VISAとCashAppという2つのアメリカ企業がタイトルスポンサーを務めると噂されている。そのため、ファエンツァ製の2024年型マシンがアメリカで初公開される可能性も否定できない。
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