ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1オーストラリアGP初日のフリー走行で、アレックス・アルボンが18番手、ローガン・サージェントはFP2で走ることができなかった。サージェントは、FP1の後半、明らかにパワーを失ってマシンを止め、赤旗を出した。結局、電子制御の問題でFP2には参加できず、特にウェットコンディションでの重要な走行を失うことになった。アルボンは、マシンに有利と思われるコースで、タイムシートが示唆するよりも速かったようだ。
ローガン・サージェント(FP1:1分20秒074/15番手、FP2:No Time)「オーストラリアでの初日は、ちょっと散々な結果になってしまった。全体的にペースは悪くないと思うし、すぐにコースに慣れることができたので、明日に向けてポジティブな材料はたくさんある。FP3を最大限に生かせば、いい予選ができると思う」アレックス・アルボン(FP1:1分19秒766/11番手、FP2:1分21秒182/18番手)「今日の天候を考えると、自分たちの立ち位置を知るのは難しい。まずまずの位置にいると思う。FP1では、クルマのフィーリングにとても満足できた。タイトになるだろうけど、どうなるか見てみよう。ポジティブだ。昨年と比べれば、マシンのフィーリングはずっと良くなっているし、戦える状態だと思う」デイブ・ロブソン(車両パフォーマンス責任者)「ローガンは、FP1の終盤に電気系統のトラブルでマシンが止まってしまい、走行時間を大幅にロスしてしまった。ガレージで多くの作業を行ったが、FP2に間に合うように車を修理することができなかった。残念なことに、彼にとって初めてのサーキットでの走行時間が失われ、インターミディエイトのピレリタイヤを試す機会も失われてしまった。アレックスは、1日を通してペースが良く、素直な走りができたと思う。彼は、ドライでもウェットでもマシンに満足し、意図したプログラムを実行することができた。今日はいくつかの新しいパーツを試すことができたので、今夜そのパフォーマンスを評価してから、残りの週末に使うかどうかを決めることにする」