ウィリアムズF1チームは、元フォルクスワーゲンのWRカーのデザイナーであるフランソワ-クサビエ・ドゥメゾンと新しいテクニカルディレクターとして契約したことを発表した。今年、ウィリアムズF1は、CEOとしてフォルクスワーゲン・モータースポーツの責任者であるヨースト・カピートを招聘。フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンとは、フォルクスワーゲンのラリー活動で一緒に働いていた。
フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンは、2019年にウィリアムズF1を去ったパディ・ロウが担っていたテクニカルディレクターの役割を果たすことになる。“FX”としても知られるフランソワ-クサビエ・ドゥメゾン(François-Xavier Demaison)は、フォルクスワーゲンのポロR WRCを設計し、2013年から2016年まで世界ラリー選手権を制覇した。また、フォルクスワーゲン在籍中は、パイクスピークとニュルブルクリンクで記録的なラップタイムを記録した電気自動車ID.Rの設計を担当している。ウィリアムズF1は、2022年からメルセデスのギアボックスを搭載することをすでに発表している。この発表について、ヨースト・カピートは「FXをチームに迎えることを嬉しく思う。私は彼の技術的能力を直接見てきたし、彼のスポーツの成功はそれ自体を物語っている。彼のような能力のある人をすでに経験豊富な技術チームに連れてくることは、我々のビジネスの将来の方向性を推進し、我々のチームを強化するのに役立つ」「彼の知識が、再び勝つという我々の野心に向けてまた新たな重要な一歩を踏み出すことに貢献することは間違いない。我々ウィリアムズの前にはエキサイティングな挑戦がある。この旅を続ける中で、FXが貢献するのを楽しみにしている」フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンは「ウィリアムズ・レーシングはパフォーマンスを好転させるためのエキサイティングな旅を始めており、ウィリアムズ・レーシングに参加することを本当に楽しみにしている。大きな挑戦になるだろうが、スタートするのを楽しみにしている」
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