ウィリアムズF1の新しいオーナーは、フランク・ウィリアムズと娘のクレア・ウィリアムズが去ったチームの代行チームプリンシパルとしてサイモン・ロバーツを昇進させることを発表した。先月、ウィリアムズF1は米国の投資会社ドリルトン・キャピタルにチームを売却。また、F1イタリアGPを持って2013年から副チームプリンシパルとしてチームを運営していたクリア・ウィリアムズが退任。ウィリアムズ家はチーム運営から退いた。
また、9月8日(火)にはCEOを務めてきたマイク・オドリスコルが辞任することが発表された。ドリルトン・キャピタルは、長期的な戦略を立てているが、当面のチーム運営のために6月にマネージングディレクターとして入社したサイモン・ロバーツを暫定チーム代表に任命した。サイモン・ロバーツは、ウィリアムズF1チームの技術、運営、計画機能の全面的な責任を負うことになる。「この移行期間中にウィリアムズの代行チームプリンシパルとして発表されることを嬉しく思う」とサイモン・ロバーツは語った。「チームにとってエキサイティングな時代、ウィリアムズにとって新しい時代であり、その時代に役割を果たすことに興奮している。我々はチームをグリッドの最前線に戻すことを目指しており、今後の挑戦を楽しみにしている」サイモン・ロバーツは、マクラーレンF1で約17年間オペレーションディレクターを務めた後、最高執行責任者を務めた。2009年にはフォースインディアの最高執行責任者として1年間出向し、マクラーレンに戻るとエンジニアとファクトリーのオペレーションの責任を担っていた。