株式の一部を売却したフランク・ウィリアムズだが、今後もウィリアムズF1チームの経営から退くことはないと語る。ウィリアムズは、フランク・ウィリアムズとパトリック・ヘッドの保有するチーム株式の一部をトト・ヴォルフ率いるオーストリアの投資会社に売却したことを発表した。しかし、フランク・ウィリアムズは今後も組織の完全に管理すると主張する。
「この会社との関係を止めたり、F1活動を止めるつもりはない」とフランク・ウィリアムズは語る。「トトが少数株主であることを強調するようなことはしない。会社はまだ私の管理下にあるし、私が完全にいなくなるまで、会社の管理を放棄するつもりはない」「単に1〜2の個人的なニーズの面倒をみたいだけだ。私は40年間、ビジネスから金銭を持ち出さなかった。時間は少し進んでいる」ウィリアムズは、株式の売却によってチームのスポーツでのレベルが影響を受けることはないとし、チームへのヴォルフの関与は、彼の広範囲なビジネスコネクションによって多くの新しいスポンサーの可能性を広げるだろうと語る。「実際は何も変わらない。アダム・パーは、我々のCEOとして企業を運営する。私はチームのスポンサーに強い関心を持っており、ここにいる全ての人間と一緒に広範囲にそれに取り組む。パトリックはまだ非常に熱心だし、毎日来ている」「もちろん、トトは非常に鋭いビジネスマンだし、いくつかの企業を作り、投資し、利益のためにそれらを売った。彼が関与することは、チームをサポートする全員、すなわり我々のパートナーやチームメンバーにとって利益となる」「確かに、彼はスポンサーを見つけるのに非常に役に立つだろう。彼がそうすることができる場所であり、非常に活発化すると確信している」トト・ヴォルフは、ウイリアムズにおける彼の株式は「10〜49%の間」としている。関連:ウィリアムズ、チームの少数株式を売却