ウィリアムズは、2020年の4日間のF1プレシーズンテストですでに3基目のメルセデスF1エンジンを投入している。新車の完成が間に合わないという悲惨な2019年のプレシーズンテストから1年後、今年のウィリアムズは順調に作業を進めているが、先週の金曜日にFW43はエンジントラブルによってコース上にストップ。そして、第2週を迎えた水曜日にもニコラス・ラティフィが油圧システムの故障によってコース上でストップした。
ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは、繰り返し発生するメルセデスのF1エンジンの問題によって走行が制限されていることに不満を述べた。「エンジンに問題があり、少しイライラさせられました」とクレア・ウィリアムズは語った。「我々は現在3基目のエンジンの問題に取り組んでいます。かなりの走行時間が犠牲になっているのは明らかですし、残念です」「テストではおこりえるだと思います。マシンには何もおかしな部分はなく、少なくとも我々の問題ではありません」「それ以外は順調です。限られた走行距離でできる限りの走行プログラムをカバーしています」「もう少し走行距離を重ねることができれば、もっと幸だったと思います」ウィリアムズは、問題がチームのパワーユニットサプライヤーであるメルセデスによって調査されていることを確認した。「先週他にも問題がいくつかありました」とクレア・ウィリアムズはコメント。「金曜日のものはまだメルセデスが調査中ですので、それについては彼らと話すべきです。彼らが問題を見つけたとは思いません。木曜日の夜にMGU-Hに問題があったと思います」「金曜日の朝にはセンサーの問題があり、それは我々の問題でした。それにより、おそらく30分ほど走行できませんでした。それが我々の唯一の問題です。」メルセデスの広報担当者は「ウィリアムズが今日遭遇した問題は、彼らが先週経験した問題とは異なります」とコメント。「最初の評価は、油圧の問題に向けられています。PUは現在、ブリックスワース(メルセデスのエンジンベース)に戻っており、ここでさらに詳しく調べる機会があります」
全文を読む