ウィリアムズは、2019年 F1ブラジルGPの決勝レースで、ジョージ・ラッセルが12位、ロバート・クビサが16位でレースを終えた。デイブ・ロブソン(シニアレースエンジニア)「今回もインテルラゴスはスリリングなレースを生み出した。我々はポイントを争ったわけではなかったが、レースオペレーションを練習する絶好の機会となった。チームは両方のセーフティカーで素晴らしい仕事をして、彼らが周りのクルマとレースをするためにドライバーを強力なポジションに送り出した」
「タイヤコンパウンドと今日の路面温度によって複数の戦略オプションが可能となった。セーフティカーによってベースラインの戦略が完全に発揮されることはなかったが、エキサイティングなレースに繋がった。我々は2台ともミディアムコンパウンドでスタートすることを選択し、早期にハードタイヤを数着したドライバーのタイヤの挙動を見て戦略を分けた。レース終盤のセーフティカーはフレッシュなソフトタイヤに交換するチャンスをもたらした。残念ながら、ハードは我々のクルマではくまく機能せず、アグレッシブなピットストップのリリースと相まってロバートのレースに妥協を強いることになった。この戦略によって実力でハースを倒すことができ、他の不運とペナルティによってジョージが12位、ロバートが16位でレースをフィニッシュした。本当に楽しいレースであり、我々はうまく管理し、ポジションを挙げるベストなチャンスを自分たちでつかんだ。困難なシーズンを過ごしてきた全員が費やしてきた多大な努力に対する公正な報酬だ」ジョージ・ラッセル(12位)「最後の数周は間違いなくクレイジーだったし、それが僕たちにちょっとしたチャンスを与えてくれた。その状況を生かすために全力を尽くしたし、あちこちでマシンをオーバーテイクすることができた。意図されたものではなかったし、あれが僕たちの最大限だった。でも、終了間際に戦いに絡んでフルに戦えたのは良かった」ロバート・クビサ(16位)「レースの1周目は良かったし、第1スティントでは何台か速いクルマと戦うことができた。それ以降は特にハードタイヤでペースを失った。リアタイアを保護する必要があったけど、それをセーブすることで、フロントにエネルギーをかけることができず、冷えてしまってグリップがなかった」