ウィリアムズは、チーフテクニカルオフィサーを務めていたパディ・ロウがチームを離脱したことを正式に発表した。ウィリアムズは、プレシーズンテストに新車を間に合わせることができず、最高技術責任者であるパディ・ロウの手腕が疑問視された。パディ・ロウは3月5日からチームから長期休暇を認められていた。
ウィリアムズは6月25日(火)に短い声明を発表。パディ・ロウがチームに戻らないことともに、取締役を辞任したことを発表した。「慎重に熟考を重ね、私はウィリアムズでの仕事に戻らないという決断に達した」とパディ・ロウはコメント。「以前の同僚たちがこの先のチャレンジに対して最善を尽くしてくれることを願っているし、彼らはそうするだろうと確信している。ウィリアムズを支えてくれたファンに皆さんには特に感謝したい」ウィリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウィリアムズは「我々はパディが下した決断を理解し、尊重し、今後の彼らの活躍を祈っています」と語った。ウィリアムズは、2019年のF1世界選手権の8戦が終了した時点で唯一ノーポイントを続けており、コンストラクターズ選手権最下位に沈んでいる。