ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは、ロバート・クビサが2019年のF1復帰で活躍すると確信していると語る。先週、ウィリアムズは、2019年のドライバーとしてセルゲイ・シロトキンに代えて、ロバート・クビサの起用を発表。今季リザーブドライバーを務めてきたクビサは、2010年以来のF1レース復帰となる。
ウィリアムズは1年前にもロバート・クビサの起用を検討していたが、そのときはセルゲイ・シロトキンを選んでいた。ウィリアムズは11月28日(木)にクビサを支援しているポーランドの石油会社PKNオーレンとのスポンサー契約を発表。2500万ドル(28億円)相当の契約がクビサの選定に大きく役立ったのは間違いない。だが、パディ・ロウは、ロバート・クビサの実力に疑いはないと主張する。「去年は慎重な評価プロセスを経てセルゲイを選んだし、それは良い決定だった」とパディ・ロウは説明。「ロバートは彼のベストな面を示すことができなかった。だが、12ヶ月を経て、我々は彼のことをより知っているし、彼が我々に何を与えることができるか、彼に何ができるかを見てきた」ロバート・クビサは2011年のラリーでの事故で右腕に後遺症が残っている。「おそらくチーム外の人々はまだ疑問を持っていると思うが、チームの誰もそんなことは考えていない」2019年にロバート・クビサのチームメイトを務めるジョージ・ラッセルは、クビサとうまくやっていけると主張する。「ウィリアムズはとてもオープンなチ-ムだ。ここにはラッセルのチームとかクビサのチームはない。1つのチームだ」ウィリアムズは2018年で最速のクルマだったが、ジョージ・ラッセルは第一印象は悪くなかったと語る。「ポジティブな印象を受けた」とジョージ・ラッセルは語る。「チームの仕事の仕方は僕が仕事をしてきたメルセデスやフォースインディアと似ている。ウィリアムズとの最初の朝は素晴らしいものだったよ」
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