ウィリアムズの最高技術責任者を務めるパディ・ロウは、2018年に経験の浅いドライバーライナップを起用することに不利な点があることを認めるが、最終的に将来への“投資”として選択したと語った。ウィリアムズは、2018年にランス・ストロール(19歳)とルーキーのセルゲイ・シロトキン(22歳)というF1で最も若いペアを起用。チームの歴史をみても最も経験の少ないラインナップとなる。
ウィリアムズが“オールドルーキー”のセルゲイ・シロトキンを起用するという判断が賢明だったかどうかはシーズンが開幕してみなければわからないが、パディ・ロウは、セルゲイ・シロトキンは、ロバート・クビサ、ポール・ディ・レスタ、パスカル・ウェーレインを含めたドライバー候補のなかで“ベストな選択肢”だったと主張する。「我々は獲得可能な中で文句なしに最高のドライバーを選択した」とパディ・ロウは Sportbox にコメント。「我々は、彼が非常に速く、一貫性があり、非常に落ち着いて仕事をしてくれると確信している」「我々にいくつか不利な点があることは理解している。セルゲイにとって最初の一年は急な学習曲線になると思う。特に以前に走ったことがないサーキットがいくつかあるからね」「だが、ご存じの通り、彼のパフォーマンスはその能力を示している」「私はこれをギャンブルだとは思っていない。不利な面もいくつかあることは我々も理解している。だが、同時に、我々は投資を行おうとしている」「若いドライバーは長期的な将来と成功に向けた投資であり、それはドライバーやチームに還元されるものだ」「我々は希望の星としてセルゲイを見ていきたいと思うし、長期間にわたって共に成功を収めるために彼と仕事をしたいと望んでいる」
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