ウィリアムズは27日、シーズン開幕前の最後となるテストを実施した。テスト期間中、一貫して競争力のあるパフォーマンスをみせているウィリアムズ。この日もニコ・ロズベルグが3番手タイムとなる1分21秒293を記録した。一方、中嶋一貴もFW30で124周の走行を行い、8番手となる1分21秒796をマークした。
ニコ・ロズベルグ「テストは大成功だった。多くのアイテムを試した。メルボルンのための新しいエアロパッケージで走ったが、とてもポジティブだった。信頼性もかなりある。間違いなく進歩していると思う。空力部門は冬の間で向上したし、彼らは良い仕事をした。冬のあいだ常に懸命に作業してくれたチームに感謝したい。トヨタもまた我々にとって良い仕事をしてくれた。トラクションコントロールに禁止に対して、うまく制御されたエンジンを提供してくれた。メルボルンに行くのが楽しみだ。中段チームは接近しているが、とても楽しくなるだろう。なにをすべきかを見つけなければいけない」中嶋一貴「シーズン開幕前のテストが全て終了したけど、本当にあっという間だったね!今週のバルセロナでのテストはとてもポジティブなものだった。初日の天候は理想的ではなかったけど、やりたかったことを終えることができた。個人的には、2度のレース距離を走行したことが、とてもよい練習になった。シーズンのための準備はできているし、今は本当にレースが楽しみだ。今日までの冬の間、懸命に作業してくれた皆に感謝している。僕たちは確実に多々強い方向に進んでいる」サム・マイケル (テクニカルディレクター)「今日で長く、しかし生産的だったテストが終了した。ニコとカズキは全日程で最後の仕上げに全力で取り組んだ。FW30の全てのシステムが徹底的にチェックされ、初戦のために準備されたパーツのパフォーマンスを確認した。マシンはトラックで非常にたくさんのレースシミュレーションを完了した。しかし、最初の数レースまで本当のパフォーマンスはわからないだろう。このレベルまでFW30を仕上げるために多大な努力をしてくれた人々に感謝している。メルボルンでのレースをするのが待ちきれないね!」