ウィリアムは24日、バレンシアで4日間のテストプログラムを終了した。中嶋一貴とニコ・ヒュンケンバーグが最終日のテストを担当した。今回のテストでは、ウィリアムズの2008年F1マシン “FW30”がデビューを飾り、トラブルなく3人のドライバーによって短距離・長距離走行を完了した。FW29Bも信頼性に関する作業に使用された。
サム・ミッシェル テクニカル・ディレクター「今週はFW30での初テストであり、信頼性とパフォーマンス面でのも良いスタートが切れた。クルマは2日目にレースを想定したロングランを完了し、4日間で1,400kmを走行した。ニコ・ヒュンケンバーグが月曜日にシェイクダウンを行い、ニコ・ロズベルグが初期のセットアップと信頼性のテストを続け、中嶋一貴は最終日にロングランといくつかのセットアップアイテムを試した。テストチームは、バレンシアに向かっている。ニコ・ロズベルグと中嶋一貴がFW30をドライブする予定だ」ニコ・ロズベルグ「まず、クルマを懸命に準備してくれたファクトリーのみんなに感謝している。新車のテストはいつも特別なものだ。特にFW30が問題なくレース距離を走破したことは、我々にとってポジティブなスタートだ。FW30は昨年のクルマとは様々な点でことなるので、ポテンシャルを最大限に引き出すためにテストはとても重要だ」