ウィリアムズ FW35のブレーキダクトが注目されている。ウィリアムズ FW35のコアンダアキゾーストは使用が禁止される可能性が残っているが、ブレーキダクトは合法との見方が強い。FW35のブレーキダクトは、昨年FIAが取り外しを命じたレッドブル RB8のアイデアを取り入れたものとみられている。
当時、レッドブルはブレーキダクトからホイールにエアを通すことによって空力的効果を生み出していおり、ホイールのリム、ハブ、ナットがすべて役目を果たしていた。FIAは、空気が排出される穴が輪軸とともに回転するため、空力学的効果がある可動空力デバイスとして違法と判断した。しかし Auto Motor und Sport のマイケル・シュミットによるとウィリアムズのバージョンは合法だという。ウィリアムズのものは、軸内にふたつ目のチャンネルがあり、空気を流すための穴が固定されているため、禁止されている可動空力デバイスとはみなされないという。
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