ウィリアムズのトト・ヴォルフは、今シーズン中のドライバー交代の噂を否定した。最近、金曜フリー走行でバルテリ・ボッタスが印象的な走りを見せており、ブルーノ・セナの後任としてウィリアムズのドライバーを務める可能性が噂されている。トト・ヴォルフは、シーズン中のドライバー交代は「太陽が空から落ちてこない限り」ないと Speed Week にコメント。
パストール・マルドナドは、母国ベネズエラから多額のスポンサー資金をウィリアムズにもたらしており、F1スペインGPではチームに2004年のブラジルGP以来となる優勝をもたらした。だが、パストール・マルドナドは、クラッシュが多く、その分のチーム負担も大きい。一方、ブルーノ・セナはシーズン前半に際立った結果を残せていない。リザーブドライバーのバルテリ・ボッタスはトト・ヴォルフがマネジメントを務めており、評価も非常に高い。しかし、トト・ヴォルフは、2013年のドライバーラインナップについて語るのは“あまり早い”と述べた。「ドライバー問題は、常にフランク(ウィリアムズ)にとって重要な問題だ。彼は多くの知識を持っている」トト・ヴォルフは、もっと経験のあるドライバーの方が、改善された2012年マシンで良い仕事ができると考えるのは単純すぎると述べた。「パストール、もしくはバルテリが将来トップドライバーになるか? そう信じている」「理解するのは難しいかもしれないが、現時点での状況はマシンにとてもうまく合っていると思う」「今年、バルセロナではドライバー(パストール)がとてもよかった。それはマシンが良かったのか? 答えるのは難しい」
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