ウィリアムズの共同設立者パトリック・ヘッドが、34年間務めたF1チームの取締役を退任した。1977年にフランク・ウィリアムズとともにチームを設立したパトリック・ヘッドは、テクニカルディレクター兼エンジニアリング責任者として、113回のグランプリ優勝、9回のコンストラクターズ・チャンピオン、7回のドライバーズ・チャンピオン獲得に貢献した。
今後、パトリック・ヘッドは、バスや列車で商業利用されるフライホイール技術を開発する子会社のウィリアムズ・ハイブリッド・パワー社で取締役を続けてる。チーム代表のフランク・ウィリアムズは「パトリックと私は34年間の付き合いだ。その間、彼は技術チームのリーダーとして、我々のレースやチャンピオンシップ優勝の大半を達成した」と述べた。「これは大切にするべき素晴らしい遺産であり、絶対に忘れられないことだ」「パトリックは、非常に率直で、勤勉で、世界レベルで仕事ができる本当に才能あるエンジニアだ。彼がいなくなるのは本当に寂しいし、きっと彼の仲間たちもそうだろう。グローヴでは彼をいつでも歓迎する」「とはいえ、パトリックはハイブリッド活動の発展に関わり続けていくので、これからもファクトリーの周辺には彼の姿があることだろう」
全文を読む