ウィリアムズは、バルテリ・ボッタスを2012年のリザーブドライバーとして起用することを発表した。2010年からウィリアムズのテストドライバーを務めるバルテリ・ボッタスは、今年GP3でチャンピオンを獲得。先月のアブダビ若手ドライバーテストにウィリアムズから参加し、力強いパフォーマンスをみせたことで2012年のレースドライバー候補にも挙げられていた。
だが、最終的にウィリアムズはバルテリ・ボッタスをリザーブドライバーに昇格されることを発表。バルテリ・ボッタスが2012年の15戦の金曜フリープラクティスに出走する予定であることを明らかにした。フランク・ウィリアムズ「我々は若手ドライバー開発において、長年にわたって1人の非常に優秀な個人と働くという非常に特別なアプローチをとっている。バルテリは非常に能力があり、凄まじい決意を持った青年であることを証明してきた。チームのリザーブドライバーとして、来年バルテリは15のグランプリで金曜プラクティスセッションに参加し、おそらくより経験豊富なドライバーがレース週末の残りを引継ぐことになるだろう。そのドライバーが誰かは時節が来たら発表する」バルテリ・ボッタス「ここ2年間にわたってウィリアムズで僕を援助するために投資してくれたフランク・ウィリアムズとチーム全体に感謝したい。これからリザーブドライバーの立場でこの他に類のない発展を続ける機会により、2012年はレースチームの一員として大きな経験を積むことができる。このポジションでチームが素晴らしいレース週末をセットアップすることに役立てるよう全力を尽くすつもりだ。またファクトリーでのチーム、そしてパートナーとのトラック外での役割も楽しみにしている」関連:ウィリアムズ、2012年のパストール・マルドナドの残留を正式発表