ウィリアムズとベネズエラの石油会社PDVSAとのスポンサーシップが危機に瀕していると報じられている。ウィリアムズは、PDVSAと長期的な契約を獲得。来シーズンのマシンへの同社のロゴ掲載は、2100万ポンド〜2940万ポンド(約25億5000万円〜35億7000万円)の価値があるとみられている。
だが、ベネズエラ議会で契約条件についての質問があり、ウィリアムズはベネズエラの議員カルロス・ラモスからPDVSAとの契約条件についての詳細を提供するよう求められていることが明らかになった。メディアにリークされたウィリアムズ宛ての手紙のなかで、カルロス・ラモスは契約を進めるべきかどうか調査中であると述べている。「ウィリアムズF1とPDVSAとのスポンサー契約に関して、ベネズエラ議会の委員会が行っている調査を目的にウィリアムズとPDVSAとの間の当初の契約書のコピーを求めたい」とカルロス・ラモスは記している。「お気づきのようにベネズエラの法律ではそのような支出は議会で承認されなければなりません。我々議会がウィリアムズF1とPDVSAのスポンサーシップ契約を承認していないことにお気づきかもしれません」カルロス・ラモスは、支払いの証拠だけでなく、ウィリアムズがPDVSAから受領した金額の詳細についても求めている。ウィリアムズは、この件についてコメントを拒否している。