ウィリアムズは、パストール・マルドナドを2011年のレースドライバーとして起用することを発表した。ウィリアムズはシーズン終了直後にニコ・ヒュルケンベルグを放出を発表。アブダビでの若手ドライバーテストにパストール・マルドナドを起用したことで、契約は間近だとされていた。「ウィリアムズがレースドライバーの一人に僕を選んでくれたことを非常に名誉に感じている」とパストール・マルドナドはコメント。
「僕にとって、素晴らしい一年を終える最高のものだ」「アブダビでチームとテストをしたけど、来年にむけて最高の状態でいるために全員ときちんと仕事を始めることが待ち切れない。冬の間は準備に全力を尽くすつもりだ。チームが成功したシーズンのために懸命に作業することはわかっている」「2011年は、ほぼ30年ぶりにベネズエラ人がF1カーを走らせることになるので、今日僕がこのポジションを得るためにサポートしてくた母国にお返しをするためにも良い結果を出したい」パストール・マルドナドは、今年7勝をあげてGP2タイトルを獲得したが、チーム代表のフランク・ウィリアムズは、マルドナドがワールドシリーズ・バイ・ルノーからGPに転向し、モナコでGP2初勝利をあげた2007年から彼の進歩を見てきたと語る。「モナコで見事なレースをした2007年にパストールは初めて私の目を引きつけた」とフランク・ウィリアムズはコメント。「それ以来、彼は巧みな勝利をあげ、定期的に我々に疑いのない才能を思い出させてきた。特に今年のGP2選手権では、6連勝という卓絶した記録を成し遂げた」「もちろん、アブダビテストで彼がチームとの時間を過ごしたときからすでにパストールのことは理解しているが、冬の間に彼の才能がさらに開花し、来年彼と実りの多いシーズンを過ごすことを非常に楽しみにしている」ウィリアムズは、すでにルーベンス・バリチェロがレースドライバーとして、リザーブドライバーとしてバルテリ・ボッタスがチームに残留することを発表している。
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