英国のスポーツカーメーカーのTVRが、レベリオン・レーシングのパートナーとしてFIA 世界耐久選手権(WEC)とル・マン24時間レースに復帰することが発表された。TVRは、1947年にトレバー・ウィルキンソンが設立。小型スポーツカーを製造して成功を収めたが2006年に経営破たん。その後、2013年に経営者が代わって再建され、2017年には新型「グリフィス」を発表。2019年からデリバリーが開始される。
TVRは、レベリオン・レーシングの“プライマリー・オートモーティブ・パートナー”に就任し、チームは『レベリオン・レーシングTVR(Rebellion Racing TVR)』となり、2台の オレカ R-13でLMP1クラスに参戦する。TVRにとって公式モータースポーツプロジェクトは13年ぶり。現状ではタイトルスポンサーのような提携に見えるが、今回の提携を将来的な市販車やレーシングカーの開発に生かしていくと語った。「TVRブランドを復活させた時、我々がレーストラックにへの復帰を望んでいることがわかった」とTVRの会長レス・エドガーはコメント。「レベリオン・レーシングとのパートナーシップはその目標を達成することができ、貴重な運営技術と技術知識をもたらす。それは我々の市販車と将来のレース活動に直接移行することができる」レベリオン・レーシングTVRは、アンドレ・ロッテラー、ニール・ジャニ、ブルーノ・セナが1号車、トーマス・ローラン、マティアス・ベシェ、グスタボ・メネゼスが3号車を走らせる。
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