マーク・ウェバーが、今シーズン限りでの現役引退について語った。今年参戦するWECの最終戦を最後にレースから引退することを発表したマーク・ウェバー。26年のキャリアのなかで、マーク・ウェバーは、F1で9勝、そして、2015年にはWECのドライバーズタイトルを獲得している。
マーク・ウェバーは引退のタイミングについて、ジャキー・スチュワートとニキ・ラウダに相談したと明かした。「もちろん、プロとしてレーシングヘルメットを置くというのは非常に大きな決断だ。でも、このようなッ決断のタイミングについて、僕たちのスポーツの2人のレジェンドであるジャッキー・スチュワート卿とニキ・ラウダから素晴らしい助言をもらえたのは本当に幸運だった」とマーク・ウェバーはコメント。「僕にとってぴったりなタイミングだった。年を取り、人生のプライオリティが変っていくと、物事を少し違ったとらえ方をするようになる。F1キャリアと同じように、自分の条件で決めることができるのは素晴らしいことだ」「ポルシェのコックピットで過ごした時間は本当に楽しかったし、919 1号車の2人のチームメイトであるティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーとこんなにダイナミックな関係を持つことになるとは予想もしていなかった。センセーショナルな3年間だったし、今は3連勝中まので、この好調を維持し、力強いカタチで今年を終えたい」 マーク・ウェバーは特別アンバサダーとしてポルシェに残るともに、レッドブルやイギリスのF1放送局チャンネル4との仕事も継続する。 「ポルシェに残れるのは本当に名誉なことだ。コースの内外にかかわらず、会社の中で僕の競技者としての26年の経験を自分の新しい役割のために生かしたい」 「ポルシェに加えて、レッドブル、イギリスのチャンネル4、オーストラリアのネットワーク・テン、ミシュランとも新しくエキサイティングな機会を得ることになった。Aussie Grit(SNSアカウント)自身についても、いくつか新しい冒険に取り組んでいるので、このスペースを見ていてほしい」関連:マーク・ウェバー、2016年末でレースを引退