元F1ドライバーのマーク・ウェバーが、ダニエル・リカルドがフェラーリF1移籍の条件に2度も同意できなかったことに困惑していると語る。昨年、ルノーF1に移籍したばかりのダニエル・リカルドは、2020年シーズンがまだ開幕していない先月、2021年にマクラーレンF1と複数年契約を結んだことを発表した。
しかし、最近、ダニエル・リカルドは、セバスチャン・ベッテルの後任としてフェラーリF1と交渉していたとの噂を認めている。また、フェラーリF1との交渉は、まだレッドブル以外の未来を考えていた数年前にも行われていたことを明らかにしている。「数年前からすでに議論があり、それが今までずっと続いていた」とダニエル・リカルドは語った。「そのことは否定しない。でも、実際それが実現することがなかったのは明らかだ」同じオーストラリア出身のマーク・ウェバーは、なぜダニエル・リカルドがF1で最も成功を収めているチームであるフェラーリと契約することができなかったのか疑問に思っていると語る。「フェラーリとは3回のチャンスがあった。だが、何らかの理由があった。我々は完全にスラムダンクが決まるものだと思っていた。しかし、そうではなかった」とマーク・ウェバーは F1 Nation に語った「なぜ彼はフェラーリと条件に同意できなかったのだろうか。彼らにその気がなかったのか? 彼がシャルル(ルクレール)と親しいことを知っている。彼はシャルルに仲が良すぎたのだろうか? 僕にはわからない。でも、彼らはそのようなことを検討したのだろうか?」「しかし、結局のところ、両者の間で2回にわたって関係を整理することができなかった」「そのために彼は動かなければならなくなった。ルノーへの移籍は彼にとって明らかに挑戦的だった」しかし、マーク・ウェバーは、マクラーレンF1が今後のF1レギュレーション変更を最大限に活用することがでいれば、ダニエル・リカルドのマクラーレンF1移籍は将来的に成果を挙げる可能性があると考えている。「メルセデスのF1エンジンを使えば、特にマクラーレンのような独立系のチームは、今後のこの新たな状況を生かしてかなりうまくいけると思う」とマーク・ウェバーは付け加えた。「彼らにとってはすべて上昇傾向にあると思う。マクラーレンがこの厳しい時間を乗り越えることができれば、マイナスな面はない。彼らのラップタイムはポールポジションに近づいていくはずだ」
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