マーク・ウェバーは、チームメイトであるセバスチャン・ベッテルとの戦いを楽しんでいると語る。トルコGPでは、素晴らしいセカンドスティントのパフォーマンスによってベッテルを打ち破ったウェバー。結果、ベッテルとウェバーとの差は、1.5ポイント差まで縮まった。トロ・ロッソから移籍していらい、大げさな報道に囲まれているベッテルを知るウェバーは、現在ベッテルには多くのプレッシャーがかかっていると語る。
「ベッテルは見込みがあるし、彼のいる場所を得るために素晴らしい仕事をしてきた。でも、僕たちはチャンピオンシップでたった1.5ポイント差だ」「彼がグランプリ終盤で40秒先にいて、僕がベストを尽くしても、どうすることもできないだろうし、それは彼にとっても同じだ。彼はトルコでベストを尽くした」「残りのシーズンもこんな感じになるだろう。僕が良い週末もあれば、彼が良い週末もある。でも、最も重要なことは、マシンの最大限を引き出すことだ」「10位や12位でドライブルしているときより、プレッシャーは感じないよ。自分自身にはあるけど、誰かに何かを証明することにプレッシャーはない」ベッテルは、スペインGPとトルコGPでチームメイトに打ち負かされたことに不満を抱いていたが、ウェバーは2人の間に摩擦はないと主張する。「ここ2〜3レースは、僕にとってうまくいったし、ベッテルにとってはあまりうまくいかなかった。でも、僕たちの関係は問題ないよ」「ベッテルは、予選が良くて、レースがうまくいかないことがここ数レースであり、フラストレーションが溜まっていると思う。僕もそこにいた」「レッドブル・チームにとって、平等な2人のドライバーを抱えて、お互いが戦うことは未知の領域だ」「シーズン序盤は、ベッテルがうまくいっていたけど、彼はモナコでクラッシュしてしまった。それでも、最高の結果を得るために両方のクルマに最高のチャンスが与えられている」「チャンピオンシップに関して、この段階で彼らはドライバーに対してそうするべきだ。前回のトルコでは、チームはそれを僕たちに与えた。それは素晴らしいことだ」「もし現在セバスチャンが僕の25ポイント先にいたら、違ったものなるだろうけど、そうではない。僕たち二人ともジェンソン・バトンとのギャップを縮めようとしている。それが難しいことはわかっている」