マーク・ウェバーは、F1中国GPの決勝レースで16周目にジャン・エリック・ベルニュが自分を先に行かせてくれるものだと思っていたと認めた。予選失格処分を受けて、ピットレーンスタートを選んだマーク・ウェバーは、他のドライバーとは異なるシークエンスで順位を上げ、ターン6でジャン・エリック・ベルニュに追いついていた。
マーク・ウェバーは、ブレーキを遅らせてインサイドを突いたが、接触してベルニュをスピンさせ、自分もフロントウイングにダメージを負った。「仕切り直して、フィールドを通り抜けて、ジャン・エリックに追いついた。それなりの距離はあったけど、彼は僕がそこにいることをわかっていた」とマーク・ウェバーはコメント。「彼は本当にワイドに走っていたし、コーナーを空けて、僕にラインを与えてくれたように見えた」「でも、僕たちはエイペックスに着いて、彼もそうした」「期待外れだった。彼にはそうする権利があったけど、もし外側を回ってくれていたら、二人とも生き残っていただろう」マーク・ウェバーは、その後のピットストップ後にホイールが外れてリタイアしたが、ベルニュとの事故はレースには影響はなかったと考えている。「いずれにしろ、タイヤ交換のためのピットストップが数周に迫っていたので、（衝突は）世界の終わりではなかった」「スタッフはホイールがはまっていると考えていたけど、アウトラップで外れてしまった」関連：F1中国GP 結果：フェルナンド・アロンソが今季初優勝