マーク・ウェバーは、開幕2戦では実際の勢力図はわからないと主張しつつ、レッドブルは昨年ほど強くないと認めている。昨シーズンは、両ドライバー合わせて15回のポールポジションを獲得し、セバスチャン・ベッテルがチャンピオンシップ2連覇、マーク・ウェバーも3位と圧倒的な強さをみせたレッドブル。
しかし、今シーズンの状況は異なっている。2レースを終え、レッドブルは、ポールポジションはもちろんフロントローさえ獲得できておらず、セバスチャン・ベッテルの3位表彰台がベストリザルドとなっている。しかし、チームメイトのセバスチャン・ベッテルをリードしているマーク・ウェバーは“堅実”なスタートが切れていると主張する。「シーズンのスタートにはそれなりに満足している。たとえレッドブル・レーシングが過去2年ほど強くないとしてもね」とマーク・ウェバーは BBC のコラムでコメント。「ここまでの2レースはあまり完全な勢力図を表してはない」「メルセデスは、強いペースを示しているに関わらず手ぶらのままだし、ロータスもマシンにスピードはあるけど、実力に見合った結果は残していない」「シーズン序盤でみんなが少し不慣れなときには良くあることだ」「僕は、フェルナンド、ルイス・ハミルトンとジェンソンに続いて4位なので、堅実なスタートだ」「チームは冬を通して素晴らしかった。チーム代表のクリスチャン・ホーナー、チーフ・テクニカル・オフィサーのエイドリアン・ニューウェイを通じて、エンジニアリング面から準備に協力してくれた。ポジティブな形でシーズンをスタートできるのは素晴らしいことだ」「マシンにはかなり良い感触を得ているし、マレーシアでは確実な前進を遂げることができた」「それは良かったけど、先頭に立つまでは完全に満足はできないもんだ。次の中国とバーレーンの2レースでその場所にいられるように2週間を費やしていく」
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