ヴァージン・レーシングは、ジェローム・ダンブロシオと“金曜ドライバー”して契約したことを発表した。25歳のベルギー人ドライバーであるジェローム・ダンブロシオは、シンガポールGP、日本GP、韓国GP、ブラジルGPで金曜日の午前中のフリー走行に参加する。ダンブロシオは、全てのセッションでルーカス・ディ・グラッシのマシンを使用する。
今年のGP2を10位で終えたジェローム・ダンブロシオは、シーズン終了後にアブダビで行われる若手ドライバーテストにもヴァージンから参加する。ジェローム・ダンブシオ「究極のゴールは常にF1でレースをすることだし、また一歩近づけたことを嬉しく思う。ヴァージン・レーシングとグラビティ・スポーツ・マネジメントの信頼に感謝したい。彼らの期待に応えたい。このドライブは素晴らしいチャンスだし、F1カレンダーで最も厳しい4戦で経験を積めるだけでなく、全力を尽くしてチームの手助けができることを楽しみにしている」グレアム・ロードン (ヴァージン・レーシング CEO)「ジェロームをヴァージンに迎えることを非常に嬉しく思っているし、次の4つのレース週末の最初のフリープラクティスセッションでVR-01をドライブするチャンスを提供することを楽しみにしている。彼はシーズン後のアブダビでの若手ドライバーテストにも参加する。我々にはティモ・グロックともう2年間の契約があり、来年のルーカス・ディ・グラッシのオプションがある。両方のドライバーは我々のデビューシーズンで素晴らしい仕事をしてくれた。我々は常に新しいレース才能を発展されることに目を向けており、ヴァージン・レーシングの母体となったチームには長い歴史がある。ジェロームは本物レーサーであり、この機会に非常に相応しいドライバーだ。我々は週末のシンガポールGPから彼のパフォーマンスを評価することを楽しみにしている。我々にはチームを支えてくれるジェロームとルイスという将来の素晴らしいポテンシャをもった2名のドライバーがいる」