ヴァージン・レーシングが2月4日に2010年F1マシンVR-01をシルバーストンで初走行させることをティモ・グロックが明かした。ヴァージン・レーシングの初F1マシンは黒を基調にしたカラーリングになるとされており、シルバーストンでの初テストは2日間にわたって行われるとティモ・グロックは語っている。シルバーストンで初テストを終えたヴァージン・レーシングは、2回目の合同テストが行われるヘレスへ向かうとティモ・グロックは語る。
「僕たちはバレンシアテストに参加することも考えたけど、シルバーストンを選んだんだ」とティモ・グロックは、ドイツ誌Auto Motor und Sportのインタビューに応じた。「新チームとして、僕たちは公式日程外で機能的にテストを行うことができる。シルバーストンは僕たちの玄関先にある。バレンシアで何か不具合が起きたら、すぐに対応することはできないからね」ティモ・グロックはヴァージン・レーシングの2010年マシンを「新チームなのにかなりアグレッシブ」なので、ライバルが「少し驚くかもしれない」と考えていると語る。またティモ・グロックは、トヨタF1撤退後、いくつかのオプションがあったが、2010年にヴァージンに行くことを選んだと語る。「ルノーは将来どうなるか不明確だった。ザウバーでさえ全てがオープンだった」「頻繁に話をしたけど、彼らは僕に詳細を話すことはできなかった。いくつかトップチームとも接触していたけど、非常に漠然としていた。自分の決断をしたかったし、ヴァージンのプロジェクトがかなり気に入ったんだ」関連:・ヴァージン、VR-01を発表 - 2010年2月3日・ヴァージン・レーシング VR-01 (主要諸元)