元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ロバート・クビサのF1復帰は決して“おとぎ話”ではなかったと語る。2011年のラリー事故から8年ぶりに復帰を果たしたロバート・クビサだが、その復活劇はあまり興奮を引き起こすことはなく、アブダビGPの暗闇のなかで静かに幕を閉じた。
ジャック・ヴィルヌーヴは、開幕戦の時点でそうなることを多かれ少なかれ予想していた。ヴィルヌーヴは、右腕に障害を抱えているクビサがモータースポーツの最高峰で戦うことはF1にとって“良くない”と語り、物議を醸していた。ジャック・ヴィルヌーヴは、自身のその言葉をまだ支持している。「一部の人々はこれをおとぎ話の物語と見なすだろう。だが、そうではなかたt。クビサがチームメイトを打ち負かし、他チームが来シーズンのために彼を望んだなら、それはおとぎ話だっただろうし、印象的なカムバックと言えただろうが。だが、これをカムバックと呼ぶことはできない」とジャック・ヴィルヌーブはコメント。「クビサはF1のスピードを持っていなかった」