セバスチャン・ベッテルは、最後の予選となったF1アブダビGPでQ3に進出して9番グリッドを獲得した後、自分のパフォーマンスに「非常に満足」していると語った。セバスチャン・ベッテルは、今週末のヤス・マリーナ・サーキットでの最終戦でF1に別れを告げる。ほぼ16シーズンにわたって、57回のポールポジション(歴代4位)、53勝(歴代3位)、4回のF1ワールドタイトルを獲得。2011年には15回のポールジションを獲得し、年間最多ポールポジション獲得記録を保持している。
そして、最後の予選セッションで、セバスチャン・ベッテルはQ1とQ2を突破し、新品のソフトを使い果たして中古のタイヤだったにも関わらず、Q3で9位に入る力強いラップを披露した。「セッションがうまくいったことにとても満足している。とても幸せだ。僕たちはすべてをまとめた」とセバスチャン・ベッテルは振り返った。「最後のセグメントでもう1セット(ソフトタイヤ)があればよかったけどね。でも、全体として、僕たちにとって非常に良い結果だと思う。明日に向けて良いポジションにつけることができた」別れの予選セッションによって生み出された感情についてセバスチャン・ベッテルは「最速で限界を超えることができる場所なので、すべてのラップを楽しんだ。今日に後悔はない。良い日だった!」アストンマーティンは、コンストラクターズランキングでアルファロメオとの5ポイント差を覆して6位を獲得しようとしており、セバスチャン・ベッテルは現在、彼の強力な予選ポジションをポイントに変換することに集中している。「僕たちには仕事がある。彼ら(アルファロメオ)を打ち負かし、(順位で)6位になりたいと思っている。何ができるか見てみよう」とセバスチャン・ベッテルは付け加えた。アルファロメオのバルテリ・ボッタスと周冠宇はそれぞれ15番手と18番手からスタートする。