セバスチャン・ベッテルとジョージ・ラッセルが2022年最終戦F1アブダビGPに先駆けてヘルメットを交換した。今季限りでF1を引退する4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(35歳)と、前戦F1ブラジルGPでF1勝利を収めたジョージ・ラッセル(24歳)の年の差は11歳差。ラッセルは初めてF1を見た時のエピソードをベッテルに伝えた。
「ヘルメットになんて書こうか考えたんだけど、初めてレースを観に行ったのが2009年のシルバーストンだった」とジョージ・ラッセルはセバスチャン・ベッテルに話しかけた。「実際、誰にも言ったことがないんだけど、家でレッドブルのジャンパーを着ていて、それをあの週末に持っていったんだ。あのレースで覚えているのが、スタートで君がターン1にむけてリードしてたことだ。その光景を覚えている」セバスチャン・ベッテルは「2009年は何歳だったの?」と問いかけると、ジョージ・ラッセルは「11歳だよ。あっという間だよね」と答えた。その後、セバスチャン・ベッテルは一緒にヘルメットをかぶって写真撮影することを提案するが、ジョージ・ラッセルにはベッテルのヘルメットは小さすぎたようだ。? "Seb... it's been a pleasure to share the grid with you." Swapping helmets with Seb before he says goodbye to @F1. pic.twitter.com/csn0aEwwun— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) November 17, 2022