セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)は、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝でカーボンダストを吸い込んだことを受け、ブレーキダクトの場所を変更するようFIA(国際自動車連盟)に呼びかけた。レース後のメディア会見に登場したセバスチャン・ベッテルは、決勝でブレーキダクトに覆われたことで、レーシングスーツと顔の皮膚が目に見えて汚れた状態だった。
Sky F1から外見とAMR22は大丈夫かと質問されたセバスチャン・ベッテルは「正直に言うと、彼らが取り組む必要があることだと思う。なぜなら、今年のブレーキダクトの設計では、フロントアクスルがすべてのブレーキダストを僕たちの顔に吹き付けているからだ。それは良くない」とコメント。「明らかに、カーボンダストは実際に吸い込むと健康的に良くない。無益だし、変更するのは簡単ななことなので、FIAがすぐにこれを調査してくれることを願っている」セバスチャン・ベッテルは、金曜日の予選を最下位で終えた後、土曜日のスプリントでフィニッシュできず、決勝ではピエール・ガスリーとの衝突でスピンを喫し、レースでさらに改善する彼のチャンスを奪われるなど、オーストリアグランプリは忘れたい週末となった。ピエール・ガスリーに5秒ペナルティが科された接触について、セバスチャン・ベッテルは、車が衝突後に受けたダメージの程度を完全に把握できていないと語った。「わからない」とセバスチャン・ベッテルは語った。「フロアは少し損傷しているように見えた。フロントウィングにヒットした部分があったし、その中には、車に付着したデブリがあったと思う」「わかりらない。確認する必要があるけど、明らかに良い日ではなかった」F1オーストリアグランプリでは、トラックリミットも問題であり、レッドブルリンクでは白線が厳重に警戒されていた。最終的に16人のドライバーによって計43回のトラックリミット違反があり、セバスチャン・ベッテルも4回の違反でレース後に5秒ペナルティを科された。「3回の削除されたけど、警告はなかった」とセバスチャン・ベッテルは語った。「3回の削除されたのに警告が出なくて、最終ラップで言われて、その後5回になった。どうやってペナルティを受ければいいかわからない。ちょっと奇妙だ」