アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がF1カタールGPで表彰台を獲得するのを見ることが“大きなモチベーション”になったと認める。2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、11月にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたレースで強力なパフォーマンスを発揮して3位でフィニッシュ。2014年以来となる表彰台を獲得した。
アストンマーティンとアルピーヌは、2021年にミッドフィールドでバトルをすることが多く、ライバルの一人であるベテランのフェルナンド・アロンソがそのような良い結果を達成するのを見ることはモチベーションになったと認める。F1のミッドフィールドで戦う上で何がモチベーションになっているかと質問されたセバスチャン・ベッテルは、「他のドライバーだと思う」とRacingNews365.comnに語った。「過去も現在もそれは他のドライバーだったかもしれない。フェルナンドは(カタールで)とても刺激的で素晴らしいレースをした。そこで彼を見ることができて本当に嬉しかった。それを見るのは大きなモチベーションだ」「僕たちに適切なツールと適切な瞬間を与えば、僕たちは自分たちの仕事をすることができる。フェルナンドが素晴らしいクオリティを持っていることは議論の余地がないことだし、それをモチベーションにすることができる」セバスチャン・ベッテルは、グリッド上の現在のライバルに動機付けられているだけでなく、レースキャリアの初期の頃、アイドルのミハエル・シューマッハに刺激を受けてきた。「もちろん、僕が成長したとき、それはミハエルだった」と4回のF1ワールドチャンピオンは説明した。「質問に答えると、ミハエルはレースに関して僕の最大のインスピレーションでだといって過言ではない、でも、今日、物事を少し異なって見ているし、明らかにそれは異なる」「僕の部屋にはもうミハエルのポスターは貼っていない! でも、言ったように、それはフェルナンドの週末(カタール)などのような傑出したパフォーマンスになる可能性がある」2021年に久しぶりに表彰台を獲得したのはフェルナンド・アロンソだけではなかった。セバスチャン・ベッテル自身も6月のF1アゼルバイGPで2位でフィニッシュし、アストンマーティンF1との初の表彰台を獲得した。