アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルは、F1トルコGPでのスリックタイヤでの交換は「間違った決断」だったと認めるが、インタミディエイトのグリップに苦労していたので、ギャンブルをする価値があると感じたと語る。セバスチャン・ベッテルは、ウエットレースとなったF1トルコGPでドライタイヤへの交換に勇敢に立ち向かった唯一のドライバーだった。エステバン・オコンに先んじて10位を走行していたベッテルは、残り20周強でミディアム交換するためにピットインすることを決めた。
だが、ピットレーンから出てほぼすぐにセバスチャン・ベッテルはスピンを喫し、再び新しいインターミディエイトに交換するために慎重にピットに戻らなければならなかった。その結果、セバスチャン・ベッテルは18位でフィニッシュ。全20台が完走したレースでハースF1の2人のドライバーを破っただけだった。スリックタイヤに交換するという決断についてセバスチャン・ベッテルは「機能させることができなかったし、間違った決断だった。インターにゴムがあまり残っていなかったので試してみたかった。ドライタイヤの方がグリップは高いので、違いが出たり、もう少し良くなると考えた。タイヤにスイッチを入れることができなかったし、まったくグリップを得ることができず、僕たちはレースに負けた」と振り返った。セバスチャン・ベッテルは、ドライタイヤに交換する前にペースに苦しんでいたので「試してみたかった」と認めた。「明らかに間違った決断をしてしまったので失望している。その一方で、試してみたかった。でも、間違った決断だった。僕たちはポイントを失った。1~2ポイントは獲得できたかもしれないけど、結局は何も得られなかった」
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