セバスチャン・ベッテルは、2021年のF1チームへの移籍に先立って、自動車メーカーのアストンマーティンの株式を購入したことを明らかにした。今年、レーシング・ポイントのオーナーであるローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムがアストンマーティンの株式を買収してCEOに就任。メルセデスも5%の株式を所有しており、F1チーム代表を務めるトト・ヴォルフも個人的に投資していることを明らかにしている。
アストンマーティンの株式購入についてセバスチャン・ベッテルは「誰もが自分のお金でやりたいことを自由にできると思う」と語った。「そして僕が知る限り、アストンマーティンは公開会社であり、誰もが自由に投資できる会社だ」「それで、僕が同社に株を持っているかどうかを質問するならば、僕は持っている。でも、どれくらいかは二次的なことだと思うし、それについて話すつもりはない」「でも、僕はこのプロジェクトを信じている。もちろん、僕はプロジェクトに参加することを決心したわけだし、来年のキックオフで何が起こるかを楽しみにしている。新しいチームでスタートする」セバスチャン・ベッテルが、自分のお金でアストンマーティンの株式を購入したのか、それともレーシング・ポイントと契約の一部で取得したのは不明だ。自分のアストンマーティンF1への移籍によって、セルジオ・ペレスをシートのない状況になっていることに同情するかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「もちろん、空いている席はそれほど多くない・・・チェコ(ペレス)が誰かと話しているかどうかはわからない。だから、彼が間違いなく出ていくことになるかどうかはわからない」とコメント。「皆さんはニュースを作っている。だから、僕より知っていると思うし、少なくとも僕より早く知っていると思う。でも、そうなったら残念だと思う。彼はF1にふさわしいドライバーだ。彼がどのオプションを持っているのか、そして彼が何をしたいのかわからない」