フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるF1アイフェルGPに“ミハエル・シューマッハ仕様”の特別ヘルメットを用意した。セバスチャン・ベッテルにとって、7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは友人であり、師匠ともいえる存在。レース・オブ・チャンピオンズでは、2007年から2012年にはチーム・ドイツとして組み、ネイションズカップを6連覇している。
しかし、ミハエル・シューマッハは2013年末にスキー事故で脳に重傷を負って以降、表舞台から姿を消している。セバスチャン・ベッテルは、2013年以来ニュルブルクリンクで開催されるF1アイフェルGPに“ミハエル・シューマッハ仕様”のスペシャルヘルメットを用意。エンボス加工でシューマッハの“ドラゴン・タトゥー”などのデザインを再現した白地のヘルメトにベッテルが最近使用しているドイツ国旗のトリコロールを重ねたヘルメットとなっている。サイドにはミハエル・シューマッハのロゴも入れられている。2年前のインタビューで、セバスチャン・ベッテルは、2013年末にスキー事故で脳に重傷を負って以降、表舞台から姿を消しているミハエル・シューマッハからのインプットがないことを寂しく思っていると語っていた。「彼が健康だったが、たくさんのことを彼に尋ねていただろう」とセバスチャン・ベッテルは Sport Bild にコメント。「運転の方法を教えてもらう必要はないけど、背景にある多くの事柄などを聞きたい。チームワーク、F1の政治などね。彼はフェラーリ時代に多くの経験をしてきた」
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