メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、セバスチャン・ベッテルとアストンマーティンF1との交渉には関与していないと語る。今シーズン限りでフェラーリF1チームから退団することが決まっているセバスチャン・ベッテルの去就は注目の的となっている。しかし、ドイツのチャンピオンチームであるメルセデスF1に加入する可能性はなさそうだ。
開幕戦F1オーストリアGPの週末にはジョージ・ラッセル、もしくはセバスチャン・ベッテル加入の可能性について質問されたダイムラーのCEOを務めるオラ・ケレニウスが「二人のドライバーが残留することになるだろう」と語っていた。メルセデスは2021年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスという現在のドライバーラインナップを継続することが確実だと考えている。「なぜ、このような強力な結果を生み出しているラインナップを変えなければならないのか?」とメルセデスF1のテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンはハンガリーで語った。「なぜ他のことを試すために明らかに機能しているを変えなければならないのか?」メルセデスのジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルは、ウィリアムズF1が契約の3年目を継続することを決定し、2021年のメルセデスの候補者から外れた。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは「ウィリアムズは彼にF1でデビューする機会を与えた。そして、我々はそれに大きな敬意を払っている」と語った。「一方、それは彼がそうでなければメルセデスでの場所が保証されたであろうという意味ではない」「現時点で我々のドライバーはバルテリとルイスだが、もちろん、将来の計画にはジョージが含まれている。だが、2021年ではない」F1ハンガリーGPの週末には、トト・ヴォルフがセバスチャン・ベッテルのマネージャーを務めるのではないかという推測が広まった。トト・ヴォルフはその噂を否定するが、最近株式を購入したアストンマーティンに4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを進めている。「まず私がその自動車メーカーの株主であることは、F1チームとは全く関係ない」とトト・ヴォルフはコメント。 「それに私はローレンス・ストロール、オトマー・サフナウアーとセバスチャンとの交渉には関与していない」「明らかに、私はセバスチャンのことをよく知っており、コミュニケーションを取っているが、それはほとんどが非公式なものだ」「もちろん、セルジオ・ペレスはあのチームの貴重な資産だが、その一方でセバスチャンはスポンサーの注目を集めることができる4回のワールドチャンピオンだ」「ローレンスが決定を下すことになるだろう」
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