セバスチャン・ベッテルは、2020年の契約終了後もフェラーリにとどまる可能性があると語った。4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルだが、最も影響力のあるイタリアのメディアの信頼を失い、フェラーリで“ナンバー1”ステータスを維持することに苦労するなど、困難な時期を過ごしている。
F1ベルギーGPでは、シャルル・ルクレールがフェラーリに今季初勝利をもたらし、そのプレッシャーはさらに高まった。「僕は5年以上フェラーリでの自分を見ている。そして、ワールドチャンピオンだと思っている」とセバスチャン・ベッテルは水曜日にミラノで開催されたイベントで述べた。イベントには、エディ・アーヴァイン、ジャン・アレジといったフェラーリの元ドライバー、さらには元会長のルカ・ディ・モンテゼーモロも参加した。ルカ・ディ・モンテゼーモロは「彼らが私を招待したこと? とても喜んでいる。彼らはレストランで過去を振り返らないということだ」とコメント。シャルル・ルクレールについて尋ねられたルカ・ディ・モンテゼーモロは「彼は若い頃のラウダを思い出ささせる。間違いからすぐに学んでいる」ジャン・アレシは「疑いはない。フェラーリの未来はシャルルのものだ」と言った。だが、セバスチャン・ベッテルは、フェラーリでまだ主役を演じられると主張する。「僕たち全員が協力することが非常に重要だ。特にマシンの開発のためにはね」とセバスチャン・ベッテルはシャルル・ルクレールに言及して語った。「シャルルはスパで強かったので、もちろん僕はそれは好きではないけど、モンツァでは状況が逆転することを望んでいる。彼は非常に速い。常に学ぶべき部分がある」今週末のフェラーリのホームレースで勝つことを約束するよう求められたセバスチャン・ベッテルは「ドイツ人としては何かを約束することはでないけど、僕はここでとても幸せを感じている。ホームのように感じている。ファミリーだ」とコメント。「僕が続ていくかどうか? なぜだめなの?」セバスチャン・ベッテルは微笑んだ。セバスチャン・ベッテルは、古巣レッドブルへの復帰も噂されている。
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