フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、2021年のF1レギュレーション変更が今後もF1を続けていくかどうかを決定付けることになるだろうと語る。昨年からミスが目立ち、引退も噂されているセバスチャン・ベッテルだが、前戦F1イギリスGPでもマックス・フェルスタッペンに追突するという失態を犯して16位でフィニッシュ。このエラーは、ベッテルがF1ドライバーとしてキャリア終盤を迎えているとの議論を巻き越している。
セバスチャン・ベッテルは、新しいレギュレーションがどのようなものになるかがF1での将来の鍵を握ると語る。2021年のレギュレーション変更が今後もF1を続けていくかどうかを決定するかに影響を与えるかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「もちろん、イエスだ」とコメント。「まだマシンがエキサイティングでフォーミュラがエキサイティングになるかを見てみる必要があると思う。時間は迫っている」「僕たちが求められているのは良いことだと思う。僕たちは自分たちの意見を言ってきたし、今後も意見を言っていくだろう。F1が成長し、自分自身に挑戦し、自分たちのスキルを追求できるよう正しく変化することを期待している」セバスチャン・ベッテルは、現世代のF1マシンの車重を減らすことを切望しているが、以前のキャリアでレースをしていたマシンと比較して高速で走行する楽しさははるかに大きいと語る。「高速では、現在のマシンはトップクラスだ。でも、低速では最低というわけではないけどあまりに重すぎる。そこは気に入っていない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕が最初に知ったF1カーはそのスピードの範囲でとてもエキサイティングだったと思う。それにレースはスプリントレースだったし、素晴らしかった。すべてのラップでマシンとタイヤをプッシュできた」「そこは少し変わった。僕たちははレースを管理するようになった。簡単に言えば、管理する必要のないレースの方が楽しい。全開で走れるレースがね」「足や手だけではなく頭も使う必要があるし、いつも何らかの管理をしなければならない。やっぱり最も恩恵を受けるのは最速の男であるべきだと思う」
全文を読む