セバスチャン・ベッテルは、18歳のマックス・フェルスタッペンにF1最年少優勝記録を破られたことを気にしていないと語った。F1スペインGPでのマックス・フェルスタッペンの勝利は、セバスチャン・ベッテルが持っていた以前の記録を210日更新した。セバスチャン・ベッテルの記録はトロ・ロッソに所属していた2008年のF1イタリアGPで達成したものだが、F1でレースに勝つことと年齢は無関係だとベッテルは考えている。
「記録は破られるためにある」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕が初めて勝った時はとにかく嬉しかったし、20歳でも25歳でも何歳でも構わなかったよ。年齢は重要じゃないと思う。速さがあればここにいる資格はある。18歳かどうかは関係ない」 「ミハエル(シューマッハ)は確か43歳までレースをしていたはずだ。少し前にスターリング・モスにお会いした。彼は残念ながら30代までしかレースをしなかったけど、50代まではいけたんじゃないかな」「最近のクルマは僕が始めた頃と比べて明らかに運転が楽になっているけど、それは別に関係ないだろう・・・。キミ(ライコネン)の正確な年齢は知らないけど、35歳でこのクルマをドライブする体力があり、速さがあるなら、まだ十分若い。肝心なのはそこだ」 F1スペインGPでセバスチャン・ベッテルは、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンに続く3位でフィニッシュしており、レース中の心境をジョークにした。「オランダ人だけに、途中で彼のクルマに黄色いナンバープレートのトレーラーをつないでくれないかなと思っていた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「でも、残念ながらここはオートバーンじゃないからね・・・そうすれば少しはスローダウンしてくれると思ったけど、ピットストップでトレーラーをくっつけてはくれなかったみたいだ。彼は賢いから、『お断りだ』って拒否したんだろうね」関連:トロ・ロッソ:ベッテルがF1史上最年少優勝(イタリアGP) - 2008年9月15日
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