セバスチャン・ベッテルは、リタイアを喫したF1モナコGP後に癇癪を起こしたとの噂を否定した。セバスチャン・ベッテルは、モナコの週末を通してトラブルに見舞われ、レースでもターボ故障によってリタイアを喫した。「ヘルメットを蹴っ飛ばして、チームに怒鳴ったって聞いたけど、どこからそんな話が出たのかまったくわからない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「僕は建設的に解決策を見つける方が好きだ」「もちろん、今は全てがうまくいってはいないし、クルマから降りたときはハッピーではなかった。でも、同時にチームとしてダニエルに声援を送っていた」「彼は本当に良い仕事をしていると言わなければならない。リスペクトしている。“脱帽”だね」だが、セバスチャン・ベッテルはタイトルを諦めたわけではない。「数字上は僕らにもまだ十分可能性がある」とセバスチャン・ベッテルは語る。「僕たちはレース毎に状況を調べている。もちろん、最近はあまりうまくいっていないけど、今後のレースに期待している」「前進しているのは確かだし、それは僕たちが正しい方向に進んでいるということだ。すぐに優勝候補になれるとは言わないけど、レースディスタンスでは何が起きてもおかしくない。後退には常に理由があるものだし、僕は不運というものを信じない。問題を片付けるだけだ」「僕たちはまだF1の第2勢力だよ。フェラーリよりも前にいる。もっと悪いことだってあり得るなかでね」