セバスチャン・ベッテルは、表彰台には届かなかったが、レッドブルがF1中国GPで採ったタイヤ戦略は間違ってはいなかったと考えている。レッドブルは、ポールポジション争いに加わらず、Q3でタイムを記録しないことを選択し、セバスチャン・ベッテルを9番グリッドからミディアムタイヤでスタートさせた。
表彰台を獲得した3名は、いつものようにポールを争い、ソフトタイヤでスタートした。セナスチャン・ベッテルは、戦略は正当だったと考えており、問題は第1スティントでニコ・ヒュルケンベルグの後ろでタイムを失ったことだと考えている。「僕たちの戦略はうまく機能していたと思う」「スタートでクリアなラップを得ることが重要だとわかっていたけど、それができなかった」「ニコの後ろにいた。他のクルマの後ろにあまり長くいるのはタイヤにとって良くはない。正しい妥協を見つけるのは難しかった」優勝の可能性はあったかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「そうは思わない。フェルナンドはここであまりに速かった」とコメント。「戦略を見れば、彼らはクリーンエアーでスタートし、スリーンエアーでフィニッシュした。僕はそうではなかった」「誰も非難してはいない。さらに後半でスタートしたとしてもね」「僕たちはフェアじゃなければならない。フェルナンドはあまりに速かった。でも、プラクティスでは彼は手が届かないというわけではなかった」「序盤にもっとクリーンなラップを走れれば、チャンスはあったかもしれない」セバスチャン・ベッテルは、同じ戦略を採ったドライバーのなかでは最高位となる4位でフィニッシュしたが、表彰台には届かなかった。2番手走行時の残り5周でソフトタイヤを装着したセバスチャン・ベッテルは、4番手から猛追をみせ、ルイス・ハミルトンからわずか0.2秒遅れでフィニッシュした。「チームはギャップはかなり大きいと話していたけど、後ろのクルマとのギャップもあったので、頑張らない理由はないでしょ?」「最初にロングストレートでルイスがヘアピンに見えたときは、あまりに離れていると思ったけど、僕たちの方がタイヤにスピードがあった」「負けたことはちょっと期待外れだよ。あと数コーナーあったら、何かを試すことができたと思う」関連:F1中国GP 結果:フェルナンド・アロンソが今季初優勝
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