セバスチャン・ベッテルは、F1マレーシアGPでナレイン・カーティケヤンに中指を立てて罵ったことについて弁解はしていない。F1マレーシアGPで、周回遅れのナレイン・カーティケヤンに接触して4位のチャンスを失ったセバスチャン・ベッテルは、“ガーキン(未熟なキュウリ)”“大バカ野郎”とカーティケヤンを罵った。
セバスチャン・ベッテルは今週、ナレイン・カーティケヤンに対して冷静さを失ったことについて「4位を失ったので、もちろん期待はずれだった」とコメント。一部ではベッテルがFIAの行動規範を破ったかもしれないと示唆されていたが、FIAは事件をスチュワードによって適切に調査されたとの判断を下したとされている。セバスチャン・ベッテルも弁解はしていない。「感情を示してしまうときもあるし、誰もそれを恥じるべきではないと思う。それもスポーツの一部だ」一年前は独走状態だったベッテルだが、開幕2レースを終えた現在、ドライバー選手権で6位に甘んじている。「もちろん、もう少し良いスタートの方がよかった」とセバスチャン・ベッテルは認める。「でも、シーズンは長い。僕たちには良いマシンがあるし、まだチャンスはある。まだ目標はタイトルを争うことだ」「数時間前まで中国とバーレーンに備えてシミュレーターで作業していた。いくらか改善できるはずだと期待しているけど、僕たちはそれをトラック上で証明する必要がある」