セバスチャン・ベッテルが、F1日本GPで2年連続となるワールドチャンピオンを獲得した。あと1ポイントでチャンピオン獲得という状況で迎えたF1日本GP。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルだったが、中盤にピットストップでジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソに先行を許し、3位で鈴鹿をフィニッシュ。
今回の結果で15ポイントを加算したセバスチャン・ベッテルは、4戦を残して2位のジェンソン・バトンに114ポイント差をつけ、F1史上9人目となる2年連続でのワールドチャンピオンを獲得した。「本当になんて言っていいのかわからないよ」とレースを終えたセバスチャン・ベッテルはコメント。「長いシーズンだったし、素晴らしいシーズンだった。まだ終わってはいないけどね。もちろん、今日のレースは楽ではなかった。ソフトタイヤは望んでいたほど速くなかったし、ポジションを2つも落としてしまった。最終的にクルマは良かったけど、フェルナンドをオーバーテイクすることができなかった。モンツァで彼をオーバーテイクしたのが一番のハイライトだったかもしれないね。2度目は難しかったけど、良い結果が残せて良かったよ」「チャンピオンシップを決められて本当に嬉しい。いろいろと言わなければならないことはあると思うけど、なかなか思い出せないものだね。チーム、そしてミルトンキーンズのみんなに感謝している。レースは金・土・日だけではないし、月曜日から本当に一生懸命働いて、プッシュして、この2台を造ってくれている。ポイント、そしてチャンピオンシップを獲れるマシンを造ってくれて本当に感謝している」「今年の目標を15戦でクリアすることができて本当に嬉しい。たくさんの人達の名前を言うのは難しいけど、一人だけ上げるとすれば、今年一番一緒に時間を過ごしているトレーナーのトミー・パルモコスキかな。彼のフィンランドの家族にもお礼を言いたい。彼の息子がスタートから頑張ってねと言ってくれたんだ」「ジェンソン、おめでとう。フェルナンドも素晴らしかった。厳しいタイトなレースになってきている。最終的に上4位が10秒以内でチェッカーを受けたわけだし、これだけ厳しい中で決めることができた。彼らも本当に素晴らしいドライバーなので、今年は彼らよりも一歩先に決めることができて良かったよ。トミー、その他のみんなのおかげで僕はここまで来れたし、僕たちに秘密みたいなものはないけど、ただひとつひとつ着実にこなしてきた」「一番大変だったのは、去年チャンピオンシップをとってエキサイトして、またもう一度チャンピオンを獲るということだった。1度獲ったからといって、再び獲れるというわけではない。そう言った意味で、細かいことをきとんとこなしていかないと、このような結果を得ることはできない。一人では成し遂げられなかったことだし、チーム、マークを含めたみんなのサポートが必要だった。1回目のチャンピオンシップと同じくらい感動的だよ」セバスチャン・ベッテル、2011年 F1ワールドチャンピオン獲得!関連:F1-Gate.com YouTubeチャンネル


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