セバスチャン・ベッテルが、F1シンガポールGPでの2度目のワールドチャンピオン獲得に王手をかけた。ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルは、ここまでの13戦で8勝、表彰台を逃したのは1回のみと圧倒的な強さをみせ、すでに284ポイントを獲得してチャンピオンシップをリード。2位のフェルナンド・アロンソに112ポイント差、3位のジェンソン・バトン、4位のマーク・ウェバーに117ポイント差をつけている。
セバスチャン・ベッテルは、次戦F1シンガポールGPで5レースを残して早くもタイトルを獲得する可能性がある。セバスチャン・ベッテル チャンピオン獲得の条件ベッテルは、表彰台フィニッシュが最低条件。4位以下の場合はタイトル獲得はF1日本GPまで持ち越される。・ベッテル優勝、アロンソ4位以下、バトン&ウェバー3位以下・ベッテル2位、アロンソ8位以下、バトン&ウェバー5位以下、ハミルトン2位以下・ベッテル3位、アロンソ9位以下、バトン&ウェバー7位以下、ハミルトン3位以下F1シンガポールGPでのタイトル獲得の可能性について質問されたセバスチャン・ベッテルは「わからないよ。正直、ここまでは素晴らしいシーズンだったよね」とコメント。「僕たちはチームとして大きく前進したし、ここ2年間でかなり強くなった。昨年から今年にかけても再び信じられないくらいの進歩を遂げている。僕たちは非常に良いポジションにいると思う」「でも、僕はレースをするのが好きだ。僕たちはチームと一緒にすべての週末を楽しみにしているし、マシンを開梱すれば情熱がわかる。素晴らしいことだ。チャレンジを感じることができるんだ」「僕たちは良い週末を過ごすことを望んでいるし、自分達からすべてを絞り出したいと思っている。もちろん、優勝は嬉しいことだけど、日曜日にうまくやって、3位から4位でフィニッシュしても結果を十分に最適化できていると感じられるだろう。だから、本当にわからないよ」「僕たちは今年の他のレースと同じことをシンガポールでもすると思う。そこに行き、段階的に進み、何ができるかを確認する。好きなサーキットだよ。とても面白い」「フェルナンドと素晴らしいレースをしたのを覚えている。彼が1位になったので彼にアドバンテージがあったけど、素晴らしいレースだった。タフなレースになると思っている。長いサーキットだし、楽しみにしている。どうなるか様子をみていきたい」