マックス・フェルスタッペンの2026年F1モナコGPでの突然のリタイアについて、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースが原因を特定したことを明らかにした。フェルスタッペンは予選で2番手を獲得し、ポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリと優勝を争う有力候補と見られていた。しかし決勝ではスタート直後にマシンが加速できず、後続に飲み込まれる形で順位を失った。
フェルスタッペンは他車との接触を避けるためコース脇へ退避し、1周目終了時点でガレージへ戻ってリタイアした。フォーメーションラップで発生したトラブルレッドブルは具体的な故障内容を公表していないものの、ローラン・メキースはレース後に問題の発生箇所を説明した。「我々は何が問題だったのか特定している」「それはフォーメーションラップ中に発生したもので、彼にも我々にも対処するチャンスはなかった」今回のトラブルは突然発生したものであり、スタート時点ではすでに深刻な状態だったことがうかがえる。またメキースは、今回使用していたパワーユニットが今季最初のユニットだったことも明かした。「皆さんもご存じかもしれないが、これは今季のマックスにとって最初のPUだった。そしてモナコ後に交換する予定になっていた」レッドブルはスペインGPを前にパワーユニットを交換する計画だったため、今回の故障による追加ペナルティなどは発生しない見込みだ。フェルスタッペンも異変を感じていたフェルスタッペン自身も、問題はスタート前から始まっていたと説明した。「すでにフォーメーションラップからあまり良くなかった。そしてスタート前は本当にひどかった」「まったく一貫性がなかったし、その後エンジンが完全に死んだ」「1コーナーを抜けた後に少しだけパワーが戻ったけど、エンジン音は本当にひどかった。全開にすることができなかったので、ガレージに戻って終わりだった」前日に予選2番手を獲得したマシンとは思えない症状であり、フェルスタッペンが以前説明していた「回転数が上下し続けた」という状況とも一致する。タイトル争いへの影響は限定的かフェルスタッペンにとって今季2度目のリタイアとなったが、本人は意外にも冷静だった。「もし僕が選手権をリードしていたなら、本当に痛い結果だっただろう」「今の状況なら少し痛みは少ない。それでも腹立たしいし、チーム全員にとって失望だ」「何が原因だったのかを早く理解して、将来に向けて解決できることを願っている」現在の選手権ではアンドレア・キミ・アントネッリが5連勝でリードを広げており、フェルスタッペンは追う立場にある。そのため本人が語ったように、今回のノーポイントは致命傷にはなっていない。ただし今回のコメントからは、レッドブルがすでに原因を特定していること、そして予定どおりスペインGPから新しいパワーユニットを投入する見通しであることが明らかになった。モナコで失ったポイントを取り戻せるかどうかは、次戦バルセロナでの巻き返しにかかっている。
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